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防藻に要する銅イオン濃度は、0.1〜0.3ppm程度です。
低濃度でも強い防藻能力がありますので、藻、バクテリア、スライムなどの微生物の発生を防止します。水景池は循環使用であり、微生物が長時間にわたり銅イオンと接触しますので、実験的にもこの程度で充分効果が発揮されることが証明されています。

生物 銅[ppm] 塩素(Cl2)[ppm]
鉄バクテリア 0.07〜0.10 0.50
藍藻類 0.02〜0.10 0.50〜1.00
ケイ藻類 0.10 2.00〜3.00
緑藻類 0.40〜0.60 1.50〜2.00
黄藻類 0.01〜0.04 0.30〜1.00
渦鞭藻類 0.07 0.30〜1.00
甲殻類 0.40 1.00〜3.00

 

ボリュームを回して電流値を設定すれば、後は一切不要です。濾過機と連動させて無人運転が可能です。

 

昼間のみの運転の場合、2年に1度の割でカートリッジを交換するだけです。途中の維持管理は一切不要です。(季節に合わせた運転を望まれるときは、夏場と冬場で電流値の設定を調整して下さい。)

 

スペースをとりませんので、狭いところでも据え付けが可能です。

 

銅は人間にとって必須成分の一つで、人間の体には約80〜100mgの銅が含まれています。
また、銅の飲料水基準は日本、WHO、米国とも1mg/l以下で、欧州共同体では規定されていない比較的安全な金属とされています。
毎日摂取するこれらの銅濃度から比較すると、ORIGO-E型の運転濃度(0.2ppm程度)では全く問題はありません。

食品名 水分% 銅含有量
乾燥基準mg/kg 新鮮材mg/kg
大  根 94.4 28.7 1.6
3.9 12.6 12.1
牡  蛎 87.5 245.8 30.7
た   ら 81.7 29.8 5.5
仔牛肝臓 73.2 164.4 44.1

 

銅イオンは水中の不純物を凝集させる働きがあり、濾過機の効率を高めますので、池水の透明度が向上します。

 

消費電力が極めて少なく、電気代は10程度の池であれば1日1円程度です。

ORIGO-E型の機種選定方法
ORIGO-E型は、水景池の保有水量と濾過基準[1日4ターン]をベースに電極の大きさや、銅イオンの溶出量を決定しています。従って、一般的には保有水量に準じて機種の選定を行えるようにしています。例えば、5トン未満の池にはORIGO-E5型を、100トン未満の池にはORIGO-E100型を選定して下さい。標準機種では300トンまで対応できますが、特殊機種としてORIGO-E500型及びORIGO-E1000型のご相談にも応じます。

ORIGO-E型の設置方法
ORIGO-E型は、濾過機の処理水配管側に接続します。流量調整やメンテナンスのために、下図のようにバイパス配管を設けます。ORIGO-E型を通過するラインには必ず流量計を設置し、適正な流量が維持されるようにします。配線は、ORIGO-E型が濾過機と連動して運転ができるようにします。

 

原理と構造仕様

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